「モンベルの原点、山の美学」はモンベルの創業者でもあり日本有数の登山家、辰野勇氏による語りおろし自伝です。
山登りは会社経営そのものであり、命を懸けた冒険からモンベルを一代で築きあげることができました。
実際にアイガー北壁に登擧した1969年、2019年の登山中エピソードも詳しく書かれています。
今回はそんな書籍の中でもちゃんさわの印象に残った以下の3点をまとめました。
- 「モンベル mont-bell」の名前について
- 「馬なり、道なり」は辰野勇氏が思いついた座右の銘
- 登山から学んだ人生哲学
これらの要約を中心に、ちゃんさわの感想も交えてご紹介します。
全122ページと読みやすい本になっていますので、読書初心者の方にもオススメの本です。
是非最後までご覧くださいm(__)m
経営者マインドを知りたい、モンベル・辰野勇氏のファンの方は特に読んでもらいたい1冊です!
この書籍の中にはモンベル経営における7つの大きな決断についても簡単に触れられています。
7つの大きな決断については別書籍で詳しく書かれていますので、気になられる方は是非以下の記事をご覧くださいm(__)m
☟ 「モンベル7つの決断」の要約記事はこちら ☟
本の基本情報
タイトル:モンベルの原点、山の美学
著者:辰野勇氏
発行社:平凡社
出版年:2020年3月
ページ数:122ページ
3つの項目
今回は書籍の中でも以下の3点についてご紹介します。
- 「モンベル mont-bell」の名前について
- 「馬なり、道なり」は辰野勇氏が思いついた座右の銘
- 登山から学んだ人生哲学
「モンベル mont-bell」の名前について
「モンベル」の社名の由来をご存知の方は案外少ないのではないでしょうか?
フランス語で「美しい山」を「mont belle」といいます。
フランス語でもなければ英語でもない、どこの国の言葉の意味にとらわれないインターナショナルな名前になればいいなという思いから「mont belle」から最後のeを取った「mont bell」という社名になったとの事です。
「馬なり、道なり」は辰野勇氏が思いついた座右の銘
画像はちゃんさわが所持している書籍で、辰野勇氏の直筆サインです。
辰野勇氏は本や色紙にサインをするときに「馬なり、道なり」という言葉を添えられます。
この座右の銘は辰野勇氏が思いついた言葉で、ご本人に言い聞かせている言葉でもあります。
意味をひとことで言えば「自然体」に生きるということです。
馬はいちばん道のことを知っています。
石があれば除けるし、川があれば超えるわけですので、人はその背中に乗って自然体で進んでいけばいい。
馬に乗って手綱を引かずに、鞭を入れずに、馬が行くままに身を任せる、という意味が込められています。
そんな思いから「馬なり、道なり」という言葉を座右の銘にされています。
登山から学んだ人生哲学
人はなぜ山を登るのか、なぜ働くのか。
辰野勇氏は「幸せになりたいから」だと考えられています。
その幸せというのは実はいまここに、この場所にあるということに気づいていないだけかもしれません。
そして、いまこの瞬間にも幸せになれます。
幸せかどうかというのは、自分がそう思えばいいだけ。
人間、生きていることがいちばん大事です。
生きていて当たり前と思っている人は生きていることにあまり実感を持っていないのかもしれません。
一度自分と向き合ってみましょう^ ^
モンベルの原点、山の美学を読んだ感想
1969年、21歳の若さでアイガー北壁、さらにマッターホルンへ登られています。
登擧して50周年の2019年に72歳を迎える辰野勇氏が再びマッターホルンに挑まれています!
登擧中の臨場感あふれる当時の様子もこの本には記されています。
気になる方は是非本書を手に取って読んでください^ ^
以上でモンベル原点、山の美学の紹介を終わりますm(__)m
少しでもこの本の魅力が伝われば幸いです^ ^
モンベルのこの商品がオススメ!とか、私はこの本を読んでこんな事を感じました!
等ございましたらコメントしていただければ幸いです^ ^
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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