この本はpatagonia創業者であるイヴォン・シュイナード氏の語り口ですすみます。
本書のタイトルになっている” 社員をサーフィンに行かせよう “とは要するにフレックス制度のことです。
フレックス制度とは労働者が自分で始業時間、就業時間、労働時間を
自ら決めることができる制度!
日本では2019年4月に法改正されました!
周囲に迷惑をかけずに仕事をこなせるかぎり、好きな時間に仕事をすればいいという考えがパタゴニア創業時からあったのです。
またパタゴニアは売上の1%を寄付するなどの社会貢献にも力を入れてますがどういう考えでその答えに至ったのかも本書には記されています。
全414ページ、フルカラーでパッと見は読みやすい印象を受けますが、字が小さめでぎっしり詰まっている感じがあり読むには時間がかかります^^;
しかしパタゴニアファンはモチロン、経営者の方にもひとつの考え方として学ぶべき点が多い本だと感じましたので読んでいただきたい一冊です^ ^
今回はその中でもちゃんさわが印象に残った2点について記事にしました。
・patagonia、ロゴの誕生
・仕事は楽しくなければならない
是非最後までご覧くださいm(__)m
patagonia、ロゴの誕生
patagoniaの誕生
最初の案は ” シュイナード ” でした。
しかし、2つの理由から見送られることになりました。
1、同じブランドで衣料品を展開し、クライミングギアの会社というイメージを弱めるべきでない
2、山登りに特化した衣料品だと思われたくない
もっと大きな目標を持つべきだと考えたから
そんな中、わりと早い段階でパタゴニアという名前が浮上!
パタゴニアは当時どこか遠くにあるおもしろそうな場所、知る人ぞ知る場所でした。
厳しい環境で使える服を作りたいので、ピッタリの名前です。
世界中で正しく発音してもらえるのも決め手となりpatagoniaになりました。
ロゴの誕生
このパタゴニアを連想してもらえるように1973年荒れ模様の空、フィッツ・ロイ山をかたどったぎざぎざの稜線、青い海を組み合わせたロゴが作成されました。
仕事は楽しくなければならない
冒頭でも触れましたが、社員をサーフィンに行かせようとはフレックス制度のことです。
ちゃんさわの周りではコロナ禍を経てフレックス制度が導入されている印象ですが、みなさんの周りではどうですか?
著者のイヴォン・シュイナードは1979年のパタゴニア創業時からフレックス制度を導入していました。
この制度はモチロン成功し、職場を窮屈と感じてしまう大切な社員に仕事を続けてもらうことができました!
イギリスの哲学者は以下のような言葉を残しました。
生きることの達人は仕事と遊びをはっきり分けたりしない。
労働時間と余暇、心と体、勉強と娯楽をはっきり分けたりしない。
どちらと特に意識さえしない。
なにをするにせよ、ただ最高をめざし、それが仕事だと思われようとが
遊びだと思われようが気にしない。
渾然一体だと思っているのだ。
L・P・ジャックス
社員をサーフィンに行かせよう
仕事が楽しいと感じる方はこの言葉が当てはまるのではないのでしょうか?
そんな仕事に就けたらよりよい人生が送れるに違いないですね^ ^
ちゃんさわの感想
2024年初めの本として社員をサーフィンに行かせようを選択しましたが、読んでよかったです!
なぜパタゴニアが環境面、寄付面での活動に力を入れているのか分かりましたし、自分も出来ることからやっていかないといけないと感じました!
パタゴニア製品は正直高いですが、そういった活動に貢献出来ていると考えたらこれからも必要なアイテムはパタゴニアで購入してきたいと思います^ ^
以上で社員をサーフィンに行かせようの紹介を終わりますm(__)m
少しでもこの本の魅力が伝われば幸いです^ ^
patagoniaのこの商品がオススメ!とか、patagoniaのポリシー私も共感している!
等ございましたらコメントしていただければ幸いです^ ^
最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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